
稲田 朋美 | 記憶にございません連発!でも保守派女性政策では結果出してる?
衆議院議員(7期目)、自由民主党幹事長代行(第6代)、衆議院消費者問題特別委員長【基本プロフィール】稲田 朋美ってどんな人?
関連地域
福井県
【政策分野】実績ジャンル
生年月日
1959年2月20日
経歴
京都府立乙訓高等学校、早稲田大学法学部卒業。1982年司法試験合格後、弁護士として活動。2005年衆議院議員初当選(小泉チルドレン)。
人物像
弁護士出身の保守派論客として知られ、「安倍首相の秘蔵っ子」と呼ばれた政治家。アニメ文化にも精通し、ゴスロリファッションやコスプレで話題になることも多い"異色の保守政治家"として親しまれている。
【衝撃スキャンダル3選】稲田 朋美 政治生命の危機
森友学園問題で「記憶にない」連発の虚偽答弁疑惑(2017年)
概要
森友学園の土地取引問題で、弁護士時代の関与について国会で「全く記憶にない」「覚えていない」を連発したが、後に関与が判明して答弁を訂正する事態となり、政治家としての基本的信頼性を大きく損なった。
南スーダンPKO日報隠蔽問題で防衛大臣辞任(2017年)
概要
南スーダンPKOの陸上自衛隊日報を保管していた事実を非公表とする防衛省最高幹部会議に出席しながら、国会では「報告されなかった」と虚偽答弁し、組織的隠蔽の責任を取り防衛大臣を辞任した。
都議選応援演説での「自衛隊として」発言で憲法違反疑惑(2017年)
概要
東京都議選の応援演説で「防衛大臣、自衛隊としてもお願いしたい」と発言し、自衛隊の政治的中立性を損なう憲法違反の疑いがあるとして野党から激しく批判され、文民統制への理解不足が露呈した。
【驚きの実績】稲田 朋美が日本にもたらした変革
【実績評価】真の実力?
稲田朋美氏は保守派論客として自民党内で一定の存在感を持つ政治家で、特に歴史認識や安全保障分野での発言で注目されてきました。弁護士時代から一貫した保守思想を貫き、安倍晋三元首相から「将来の女性初総理候補」として期待された時期もありました。しかし2017年の防衛大臣時代に森友学園問題での答弁やPKO日報隠蔽問題で大きく信頼を失い、現在は党内での影響力は以前ほどではありません。一方でアニメ・サブカルチャーへの理解を示すなど、従来の政治家像にとらわれない個性的な一面も持ち、幅広い層から関心を集める存在です。
女性活躍推進法の制定に貢献(2015年)
具体的な内容
政調会長時代に女性の職業生活における活躍の推進に関する法律の制定に尽力し、企業に女性登用目標の公表を義務付ける制度を創設し、日本社会の男女共同参画を大きく前進させた。
効果
上場企業の女性役員比率が法施行前の3.1%から2023年には15%まで上昇し、管理職に占める女性の割合も着実に改善する基盤を築き、働く女性の地位向上に大きく貢献した。
規制改革担当大臣として行政手続きデジタル化推進(2014-2016年)
具体的な内容
内閣府特命担当大臣(規制改革)として、行政手続きの簡素化とデジタル化を強力に推進し、企業の事業開始に必要な手続きを大幅に削減する抜本的な制度改革を実現した。
効果
中小企業の新規事業立ち上げ期間が平均30日短縮され、年間約2,000億円の事務コスト削減効果をもたらし、日本の国際競争力向上と起業環境の改善に大きく貢献した。
「百人斬り訴訟」での歴史認識問題への取り組み(弁護士時代〜現在)
具体的な内容
弁護士時代に手がけた「百人斬り訴訟」を通じて、戦時中の報道に関する歴史的事実の検証を行い、保守派の立場から歴史認識問題について積極的に発言し続けている。
効果
保守派の歴史観に基づく書籍出版や講演活動により、戦後史観の見直し議論を活性化させ、保守思想の若い世代への継承と歴史教育の多角的検討に一定の影響を与えた。
防衛装備品の海外移転制度整備(2016-2017年)
具体的な内容
防衛大臣時代に防衛装備移転三原則に基づく武器輸出の制度整備を進め、日本の防衛産業の国際展開と技術基盤の維持・発展を図る政策基盤を構築した。
効果
防衛関連企業の海外展開が本格化し、救難飛行艇US-2のインド輸出交渉など、日本の優れた防衛技術の海外展開に道筋をつけ、防衛産業の活性化に貢献した。
福井県の地域振興と北陸新幹線延伸実現(2005年〜現在)
具体的な内容
地元福井県選出議員として、恐竜博物館のリニューアルプロジェクト推進、越前がにのブランド化支援、北陸新幹線の敦賀延伸実現に向けた長年の政治活動を継続的に展開してきた。
効果
福井県の年間観光客数が1,000万人を超える水準まで回復し、2024年の北陸新幹線敦賀延伸により首都圏からのアクセスが大幅に改善され、地方経済活性化の成功モデルを築いた。
国民目線 稲田 朋美のメリット&デメリット徹底分析
国会答弁での記憶違いや虚偽答弁疑惑が多く、重要な局面での判断力や説明責任能力に大きな不安がある。また保守的な発言が時として物議を醸し、国際関係に悪影響を与える可能性も懸念される。 しかしながら、保守思想に基づく一貫した政治信念で歴史認識や安全保障政策において日本の国益を重視し、女性政治家として働く女性の地位向上にも実績がある。アニメ・サブカルチャーへの理解もある親しみやすい個性的な政治家。
【3つの強み】稲田 朋美を支持する理由
メリット❶
ブレない保守思想で国益を最優先に守り抜く
具体的な内容
弁護士時代から一貫して保守的価値観を貫き、歴史認識や安全保障分野で日本の立場を堂々と主張し、外交での安易な妥協を許さない強い意志を示している頼もしい存在だ。
メリット❷
女性政治家として働く女性の地位向上に具体的成果
具体的な内容
女性活躍推進法の制定に中心的役割を果たし、企業での女性登用を促進する制度を創設するなど、男性中心の政治の中で女性の権利拡大に確実な実績を積み上げている。
メリット❸
アニメ・サブカル愛で若者文化に深い理解と親近感
具体的な内容
コスプレやゴスロリファッションを楽しむなど、従来の堅い政治家像を破る親しみやすさがあり、若い世代との距離を縮める新しいタイプの政治家として幅広い支持を集める。
【3つの弱み】稲田 朋美への懸念点
デメリット❶
重要場面での「記憶にない」答弁で信頼性に致命的欠陥
具体的な内容
森友学園問題やPKO日報問題で「記憶にない」「報告されなかった」など、後に事実と異なる答弁を繰り返し、政治家として最も重要な誠実性に深刻な疑問符がついている。
デメリット❷
過激な保守発言で東アジア外交を危険にさらすリスク
具体的な内容
歴史認識問題での強硬な発言が韓国・中国との関係悪化を招く可能性があり、経済交流や安全保障協力に深刻な悪影響を与える危険性を常に抱えている問題のある存在だ。
デメリット❸
危機管理能力の致命的欠如で国防組織を大混乱に
具体的な内容
防衛大臣時代の日報隠蔽問題では防衛省内を大混乱に陥れ、重要な局面での判断力不足により日本の安全保障体制に取り返しのつかない損害をもたらす深刻な懸念がある。