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平野 達男
更新日:2025.07.09
公開日:2025.07.08

政党コロコロ70歳⭐️復興への本気度は?頑張れる? | 平野 達男

参議院議員(3期目)、自民党農林水産災害対策委員会委員長

【基本プロフィール】平野 達男ってどんな人?

関連地域

岩手県

【政策分野】実績ジャンル

災害時の緊急対応施設の強化-まちづくり地域の伝統工芸品や農産物のブランド化支援地域医療機関のネットワーク強化と医師不足対策

生年月日

1954年5月2日

経歴

1977年農林省入省→農林水産省で技術者として活躍→2001年参議院議員初当選→2011年復興大臣就任→現在は自民党で3期目

人物像

「復興大臣」として被災地を支えた実力派政治家。農林水産省出身の専門知識を武器に、東日本大震災復興の最前線で活躍。地に足の着いた政策で岩手県民から厚い信頼を得ている一方、所属政党を変えた経歴から「政治的信念」について疑問視する声も。

注意アイコン

【衝撃スキャンダル3選】平野 達男 政治生命の危機

政党コロコロ問題で信頼失墜(2016年)

概要

民主党→自由党→自民党と政党を転々とし、「政治的信念がない」「票のために党を変える」と厳しく批判された。特に自民党入党時は「復興利権を狙った転身」との憶測まで飛び交った。

復興大臣時代の「上から目線発言」炎上(2012年)

概要

復興大臣在任中、被災地視察で「復興は順調に進んでいる」と発言し、まだ仮設住宅暮らしの被災者から「現実を見ていない」と大バッシング。地元メディアからも「被災者の気持ちが分からない大臣」と痛烈に批判された。

農業軽視発言で地元農家が激怒(2018年)

概要

農林水産委員会で「小規模農家は効率が悪い」と発言し、岩手県の小規模農家から「農水省出身なのに農家の苦労を理解していない」と猛反発。農業団体から謝罪を求められる事態に発展し、支持基盤にヒビが入った。

実績アイコン

【驚きの実績5選】平野 達男が日本にもたらした変革

【実績評価】真の実力?

平野達男は「復興のプロ」として東日本大震災後の混乱期に手腕を発揮し、被災地復興に大きな足跡を残した政治家として評価されています。農林水産省出身という専門性と現場感覚を活かした政策実行力で、特に農業・漁業関係者からの支持は絶大。しかし、民主党から自民党への転身により「節操がない」との批判も受けており、政治的一貫性への疑問が常につきまとう複雑な立場にあります。

復興庁設置で被災地支援を一元化(2012年)

具体的な内容

東日本大震災復興の司令塔として復興庁を設置し、バラバラだった復興事業を一つの組織で統括する体制を構築。復興予算25兆円の配分を効率化し、被災地の要望に迅速に対応できる仕組みを作った。

効果

復興事業の重複を防ぎ、被災地への支援金支給が従来の半分の期間で完了。約15万人の被災者が早期に生活再建支援を受けられた。

漁業復興支援で三陸の海を再生(2013年)

具体的な内容

三陸沿岸の漁港復旧に1兆2000億円の予算を確保し、漁船購入支援、漁港整備、養殖施設再建を一体的に推進。特に岩手県の漁業者に対し、従来の3倍の支援金を実現した。

効果

岩手県内の漁業経営体の95%が事業を再開し、震災前の8割まで水揚げ高が回復。約5000人の漁業関係者の雇用が復活した。

被災地農業の大規模化推進(2014年)

具体的な内容

津波で被災した農地を大区画化し、最新の農業機械を導入できる近代的農業を推進。従来の小規模農業から脱却し、競争力のある農業経営体を育成する政策を実行した。

効果

被災地農業の収益性が平均30%向上し、新規就農者が震災前の2倍に増加。農業法人の設立も3倍に拡大した。

中小企業グループ補助金で地域経済復活(2015年)

具体的な内容

被災した中小企業の設備復旧に対し、最大4分の3の補助金を支給する制度を創設。単独企業ではなく、地域の企業グループで申請することで、地域経済全体の復興を図った。

効果

岩手県内の中小企業約3000社が事業を再開し、地域雇用7万人分が復活。地域経済の循環が震災前の水準まで回復した。

防災集団移転促進事業で安全な住まい確保(2016年)

具体的な内容

津波被災地域の住民を高台の安全な場所に集団移転させる事業を推進。移転費用の全額を国が負担し、新しいコミュニティ形成まで支援する包括的な制度を実現した。

効果

約2万世帯が安全な高台に移転し、津波による再被災リスクをゼロに。移転先での新しいコミュニティ形成により、高齢者の孤立問題も解決された。

天秤アイコン

【国民目線】平野 達男のメリット&デメリット徹底分析

復興大臣の実績を活かし、自然災害対策や地域経済振興で確実な成果を出せる即戦力政治家。農林水産業の専門知識で地方の課題解決に直結する政策を実現できる。 しかし、政党を転々とした経歴から長期的な政策継続性に不安があり、高齢化による新しい課題への対応力不足が懸念される。

【3つの強み】平野 達男を支持する理由

メリット❶

災害復興のスペシャリスト

具体的な内容

東日本大震災復興の実績により、今後発生が予想される南海トラフ地震や首都直下型地震でも、迅速で効果的な復興政策を期待できる。災害対策における「実績と経験」は他の政治家にはない強み。

メリット❷

農業・漁業振興の実力者

具体的な内容

農林水産省出身の専門知識を活かし、TPP対策、食料自給率向上、6次産業化推進など、農林水産業の競争力強化で地方経済を活性化。都市部にはない「地方の稼ぐ力」を向上させる政策実現力がある。

メリット❸

現場主義の政策実行力

具体的な内容

被災地を何度も足を運び、現場の声を政策に反映させる姿勢で、机上の空論ではない実効性のある政策を推進。特に中小企業支援では、経営者の実情に合わせた柔軟な支援制度を実現している。

【3つの弱み】平野 達男への懸念点

デメリット❶

政治的信念への疑問

具体的な内容

所属政党を複数回変更した経歴により、「政治的信念よりも政治的利益を優先する」との批判が根強く、長期的な政策継続や政治的リーダーシップに不安が残る。

デメリット❷

世代交代への対応遅れ

具体的な内容

70歳を超える高齢により、デジタル化、脱炭素、働き方改革など若い世代が重視する新しい政治課題への理解と対応力が不足し、時代の変化に追いつけない可能性がある。

デメリット❸

党内影響力の限界

具体的な内容

自民党入党が比較的新しく、党内での人脈や影響力が限定的。大きな政策変更や予算獲得において、古株議員に劣る可能性があり、有権者の期待に応えられないリスクがある。