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石原 宏高
更新日:2026.02.05
公開日:2026.02.05

石原 宏高 | クマ対策と太陽光規制で注目!環境大臣に辿り着くまでの道のり

環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)・衆議院議員

【基本プロフィール】石原 宏高ってどんな人?

関連地域

神奈川県

【政策分野】実績ジャンル

プラスチックごみ削減自然エネルギーや森林保護活動公園や緑地の整備

生年月日

1964年6月19日

経歴

2003年の初挑戦では落選したものの、2005年の衆議院選挙で初当選を果たして政界入り。 その後、外務大臣政務官・内閣府副大臣・環境副大臣・内閣総理大臣補佐官(核軍縮・不拡散担当)など政権の要職を歴任。2025年10月21日、高市早苗内閣で環境大臣に就任し、父・慎太郎(環境庁長官)、兄・伸晃(環境大臣)に続く三代目の環境担当閣僚となった。

人物像

「石原家の三男」という看板を背負いながらも、金融の実務経験を持つ「現場を知る実務派」として活動。環境政策や離島振興、核軍縮・不拡散など幅広い政策分野で地道に実績を積み重ねてきた。父や兄の派手さとは対照的な堅実路線で、「温厚で真面目」という評価を得ている。一方で、政治資金の不透明さや選挙での苦戦など、課題も抱える政治家だ。

注意アイコン

【衝撃スキャンダル3選】石原 宏高 政治生命の危機

パチスロ会社社員を選挙運動に従事させた「公選法違反疑惑」(2012年)

概要

2012年12月の衆院選の1か月前から、パチスロ大手ユニバーサルエンターテインメント社(UE社)の社員3人を石原氏の選挙運動に従事させていたと朝日新聞が報じた。社員は通常勤務扱いのまま選挙応援を行い、残業代・交通費・宿泊費・食事代もUE社が全額負担したとされ、公職選挙法違反(運動員買収)の疑惑が浮上した。 石原陣営は「社員は有給休暇を取得してボランティアとして参加していた」と疑惑を全面否定。しかし、選挙直前の1か月間にわたって複数の社員が継続的に応援していた事実は、選挙運動と企業の関係に疑念を残す結果となった。

妻が役員の会社に「不透明な1800万円」が流れた疑惑(2011~2012年)

概要

妻が取締役を務める「実態が不明瞭」なコンサルティング会社が、パチスロ大手UE社からコンサルタント料として、石原氏の落選中である2011年6月から2012年末まで毎月100万円、計1800万円を受け取っていたと朝日新聞が2013年に報道した。 この会社は石原氏の妻が役員を務めているものの、具体的な業務内容や実績が不明で「有名無実」と指摘された。石原氏は朝日新聞の取材に対し「お答えできない」として説明を一切拒否。政治家本人ではなく家族を経由した資金の流れという点で、透明性の欠如が強く批判された。

国会でのヤジ問題が批判を浴びた(2016年)

概要

2016年2月29日の衆議院予算委員会で、当時の民主党(現・立憲民主党)の山尾志桜里議員が質疑を行っている最中のヤジが指摘された。国会での品位を損なう行為として批判を受けた。国会は国民の代表が真剣に議論する場であり、ヤジによる妨害は議論の質を低下させるとして問題視された。

実績アイコン

【驚きの実績】石原 宏高が日本にもたらした変革

【実績評価】真の実力?

著名な政治家を父・兄に持つ政治家一家の三男として政界入りし、金融実務の経験を活かした堅実な政治活動で着実に評価を積み重ねてきた政治家だ。環境政策や離島振興に熱心に取り組む一方で、妻が役員を務める会社への不透明な1800万円の資金流れや、パチスロ会社社員を選挙運動に従事させた公選法違反疑惑が過去に報じられ、「政治とカネ」の問題で信頼性に傷がついている。 2021年の衆院選では小選挙区で松原仁氏に敗れ、比例復活で辛うじて当選。自民党東京ブロックで6議席中、惜敗率で最下位の6番目という危機的状況だった。しかし2024年の選挙では小選挙区で勝利し政治基盤を回復。2025年10月には環境大臣として初入閣を果たした。

環境副大臣として環境政策の実務を推進(2019~2020年)

具体的な内容

第4次安倍第2次改造内閣で環境副大臣兼内閣府副大臣に就任し、気候変動対策やプラスチックごみ削減などの環境政策を推進した。父・石原慎太郎(環境庁長官)、兄・石原伸晃(環境大臣)に続く三代目の環境担当として、石原家の環境政策への関与が続いた。

効果

環境省の施策推進に副大臣として実務レベルで貢献し、2050年カーボンニュートラルに向けた政策基盤づくりに寄与した。プラスチック資源循環促進法の成立にも関わった。

首相補佐官として核軍縮・不拡散問題を担当(2023~2024年)

具体的な内容

第2次岸田第2次改造内閣で内閣総理大臣補佐官(国家安全保障に関する重要政策及び核軍縮・不拡散問題担当)に就任し、日本の核軍縮外交を支えた。2023年にウィーンで開催されたIAEA(国際原子力機関)の年次総会では、日本政府代表として演説を行い、プルサーマル発電の推進を国際社会に訴えた。

効果

国際的な核軍縮・不拡散の議論において、日本の立場を明確に発信。エネルギー安全保障と核不拡散の両立を図る外交姿勢を示し、日本の国際的プレゼンスの維持に貢献した。

衆議院環境委員長として環境法制の審議を主導(2020~2021年)

具体的な内容

衆議院環境委員長として、気候変動対策推進法の改正やプラスチック資源循環促進法など、重要な環境関連法案の審議を取りまとめた。委員会運営を通じて、与野党の合意形成を図りながら環境政策の国会審議を円滑に進めた。

効果

環境関連法案のスムーズな成立に貢献し、日本の環境政策の法的基盤を強化した。特にプラスチック資源循環促進法は、使い捨てプラスチック削減の法的根拠となり、国民生活への影響も大きい。

離島振興特別委員会の委員長として離島政策を推進(2015年~)

具体的な内容

選挙区に八丈島や小笠原諸島を抱えることから、自民党の離島振興特別委員会(後に離島・半島振興特別委員会に改称)の事務局長・委員長として長年離島政策に取り組んできた。離島航路の維持や医療体制の強化、観光振興、通信インフラの整備などを推進した。

効果

離島住民の生活インフラの維持・改善や、離島地域の経済活性化に寄与した。特に八丈島や小笠原諸島では、航路の安定運航や医療体制の改善が地元住民から高く評価されている。

環境大臣としてクマ対策と太陽光パネル規制に取り組む(2025年)

具体的な内容

2025年10月21日に環境大臣に就任し、就任会見で「気候変動対策」「クマの獣害対策」「環境破壊につながる太陽光パネル開発の抑制」の3つを重点課題として掲げた。クマ対策では「ガバメントハンター」(自治体職員が駆除を担う仕組み)の推進や、短期・中期・長期の3段階に分けた対策を省内に指示。太陽光パネルについては、高市首相の方針に同調し、リサイクル義務化法案の成立に意欲を示した。

効果

クマによる人身被害が全国で深刻化する中、環境省として本格的な対策に乗り出す姿勢を明確に示した。太陽光パネル開発の無秩序な拡大による環境破壊や土砂崩れのリスクに対しても、規制強化の方向性を打ち出し、地域住民の安全・安心と環境保全の両立を図る方針を表明した。

天秤アイコン

国民目線 石原 宏高のメリット&デメリット徹底分析

過去の公選法違反疑惑や妻の会社への不透明な資金流れなど「政治とカネ」の問題が指摘されており、クリーンなイメージに疑問符がつく。2021年選挙では比例復活での辛勝となり選挙基盤の脆弱さが露呈。父や兄に比べて政治的存在感が薄いという課題も抱える。 一方で、金融実務の経験と政権の要職歴任による政策立案能力の高さが強み。環境政策や離島振興など幅広い政策分野で着実に実績を積み、石原家のネームバリューと政治的ネットワークも選挙や政策推進の武器となる。

【3つの強み】石原 宏高を支持する理由

メリット❶

金融実務の経験を持つ「実務派」として政策立案能力が高い

具体的な内容

日本興業銀行での勤務経験を持ち、経済・金融の専門知識を政策に活かせる実務派政治家として評価される。外務大臣政務官・内閣府副大臣・環境副大臣・首相補佐官など政権の要職を歴任し、政策実務に精通している。特に環境政策では、副大臣・委員長・大臣と段階的にステップアップしており、環境行政の実務を熟知している点が強みだ。

メリット❷

環境政策と離島振興で「国民生活に直結する実績」を積んでいる

具体的な内容

環境副大臣や衆議院環境委員長を務め、気候変動対策やプラスチックごみ削減などの環境政策を推進してきた。また、離島振興特別委員会の委員長として、八丈島や小笠原諸島など離島地域の振興にも長年取り組んできた。これらは国民の生活に直結する政策分野であり、着実に実績を重ねている点が評価される。

メリット❸

石原家のネームバリューと政治的ネットワークが政策実現の武器となる

具体的な内容

父・石原慎太郎、兄・石原伸晃という著名な政治家を持つ政治家一家の出身で、ネームバリューと政治的ネットワークは選挙や政策推進の大きな武器となる。特に環境政策では「石原家三代目の環境担当」という看板が、政策の継続性や専門性をアピールする材料になっている。政界での人脈も豊富で、政策実現に有利な立場にある。

【3つの弱み】石原 宏高への懸念点

デメリット❶

公選法違反疑惑と妻の会社への不透明資金が「政治とカネ」の信頼性を損なう

具体的な内容

2012年の選挙でパチスロ会社社員を選挙運動に従事させた公選法違反疑惑や、妻が役員の会社に計1800万円が流れた疑惑が報じられた。いずれも石原氏は説明を拒否または否定しているが、国民の目には「説明責任を果たしていない」と映る。特に1800万円の件は、石原氏の落選中という政治的に弱い時期に、選挙区内のパチスロ企業から資金を受け取っていた構図が疑念を呼んでいる。

デメリット❷

2021年選挙では比例復活で辛勝し選挙基盤の脆弱さが明らかに

具体的な内容

2021年の衆院選では小選挙区で立憲民主党の松原仁氏に8208票差で敗れ、比例復活で当選した。自民党東京ブロックで6議席中、惜敗率で最下位の6番目での復活当選であり、あと一歩で落選という危機的状況だった。兄・伸晃氏は8番目で落選しており、石原家の政治的影響力の低下も指摘された。2024年は小選挙区で勝利したものの、選挙基盤の強化は今後も課題となる。

デメリット❸

「石原家の三男」という看板から抜け出せず政治的存在感が薄い

具体的な内容

父・慎太郎の強烈な個性や、兄・伸晃の政治的実績に比べて、三男の宏高氏は「石原家の三男」という立ち位置から抜け出せていないとの指摘がある。独自の政治的アイデンティティやメッセージ性が弱く、有権者からは「石原家だから」という理由で支持されている面が強い。今後、大臣としての実績で独自の存在感を確立できるかが注目される。